脳細胞を活性化するGABAを含む「発芽玄米」の特徴

GABAの正式名称はガンマアミノ酸です。ガンマアミノ酸のガンマ(γ)とは、アミノ基につく場所の違いを表しています。ガンマアミノ酸以外にも、アルファ(α)、ベータ(β)といった構造異性体が存在します。

 

GABAを多く含む食品として、発芽玄米があげられます。含有量は白米や玄米の数倍あると言われています。GABAは脳をリラックスさせたり、脳細胞を活性化させる働きがあることで注目されている栄養素です。

 

具体的には、脳の興奮を抑制する作用があります。脳が興奮するとアドレナリンという物質が活発に分泌されますが、GABAにはアドレナリンの分泌を抑制させる効能があります。また、アドレナリンの分泌を抑えて血圧を正常化させることで、酸素の供給を助ける効能も認められています。

 

この作用を利用して、血圧を下げることが出来ます。また、アドレナリンは血糖値を上昇させるホルモンなので、これを抑えることで糖尿病の予防改善効果が期待できるとされています。
GABAは哺乳動物の脊椎や脳にもともと存在する栄養素ですが、ビタミンB6が欠乏すると作られなくなり、イライラ、情緒不安定、不眠、などの症状が起こります。

 

人間はリラックス状態になると、α波という脳波を放出します。GABAにはこのα波を増加させる効能があるので、リラックスさせて、自律神経の乱れを整えることが出来ます。

 

発芽玄米からGABAの栄養素を摂取するメリットは、ビタミンやミネラルも同時に摂取出来るところです。発芽処理を行っているので、玄米のときには吸収効率が悪かった鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、などのミネラル分の吸収効率が上がります。筋肉のもとになるアミノ酸も豊富なので、ダイエットや美容にも効果が期待出来ます。

 

発芽玄米は単独で食べるのは少し抵抗がいりますから、その場合には白米に少し混ぜて、徐々に割合を多くしていくと良いでしょう。それだけでも、栄養効率が変わります。